【セミナー開催報告】総合建設業様向けに土木工事における洪水予測システムの活用事例をご紹介しました
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- 5月13日
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2025年3月26日(水)に総合建設業様向けのRiverCastセミナーを開催しました。
セミナーでは、土木工事を行う総合建設業様を中心に100名を超える方々にご参加いただき、工事現場の状況(シーン)に合わせた洪水予測システムの活用方法をご紹介しました。
また、セミナー当日は質疑応答の時間も設け、参加者の皆様から多くの質問をいただき、「技術提案の参考になった」、「ダム工事における活用方法を具体的に知ることができた」などのお声をいただいております。
本記事では、セミナーで紹介した洪水予測システムの活用方法をシーンごとに紹介します。
シーン1:河川の上流側・河口付近の工事
現場の上流にダムがある場合、現場に雨が降っていなくてもダム放流により水位が上昇する可能性があります。また、河口付近では潮汐の影響により水位が周期的に変動します。

RiverCastでは、ダム放流や潮汐による影響を考慮した水位予測が可能です。
洪水時のみならず、日常の現場オペレーションにもお役立ていただけます。
ダム、高潮の影響を考慮した水位予測については、下記の記事もあわせてご覧ください。
シーン2:堰工事
堰工事では、河道断面が工期毎に変化するため、工事のフェーズごとに適切な退避基準を設定しておくことが重要です。

RiverCastでは、工期毎に適切な基準水位を設定し、予測状況に基づいてアラートメールを通知することで危険な水位上昇の見逃し防止に貢献します。
シーン3:ダム工事
河川の上流側など、山間地は既設水位計がないケースが多く、現場の水害リスク増大を把握することが困難です。

RiverCastでは、現場付近に水位計がない場合でも水位予測が可能です。
さらに、現場に水位計を設置し、RiverCastシステムと連携することで、より精緻な情報を基に安全管理ができます。
RiverCastは河川周辺で工事を行う総合建設業様にご活用いただいております。
技術提案で採用を検討中の方、具体的な工事における活用方法を知りたい方、まずはお気軽にお問い合わせください。
予測対象地点の選定もお任せ!